レスリング須崎優衣 東京五輪選手村で「全部制覇した」ものとは?商業施設セレモニーに出席

2024年03月01日 13:11

レスリング

レスリング須崎優衣 東京五輪選手村で「全部制覇した」ものとは?商業施設セレモニーに出席
「ららテラスHARUMI FLAG」のオープニングセレモニーのトークショーで東京五輪の思い出などを語った須崎優衣(右)と水谷隼氏 Photo By スポニチ
 21年東京五輪でともに金メダルを獲得したレスリング女子50キロ級の須崎優衣(キッツ)と卓球元日本代表の水谷隼氏が1日、東京都中央区晴海の五輪選手村跡地に完成した商業施設「ららテラスHARUMI FLAG」のオープニングセレモニーとトークショーに出演。3年前の思い出などを語り合った。
 現地には21年8月の五輪以来、2年5カ月ぶりに訪れたという須崎は、高層マンションや商業施設が建ち並ぶ街区を目にして「何となく思い出します。凄く懐かしい気持ち」と話した。開会式では旗手を務めたものの、自身の競技が大会終盤だったこともあり、実際に選手村に宿泊したのは1泊だけ。それでも思い出を問われると「減量が終わり、ずっと食堂にいた。いろいろ食べました。全部制覇した。全部おいしかった」と笑顔で振り返った。

 一方、五輪には08年北京大会から4大会連続出場し、様々な選手村体験をしてきた水谷氏は、「食事は24時間できるし、洗濯も24時間できる」と充実した住環境だったことを明かしたものの、「唯一、つらかったのが監督と同じ部屋だったこと。選手村では避けられない」と話して苦笑い。それでも「3週間くらい、家族のように過ごした」と当時の思い出にひたっていた。

 須崎はすでにパリ五輪出場を決めており、2連覇への期待が高まっている。五輪アスリートの先輩として助言を求められた水谷氏は「ないですよ。世界のスーパースターですから」と謙そん。それでも「普通が一番。練習でやってきたことを砂のに出し切ることが大事」とアドバイスを送れば、須崎も「絶対金メダルを獲りたい気持ちは、(東京五輪よりも)今の方が強いくらい、パリに懸ける思いは強い。偉大な先輩がいるので、少しでも追い付けるように頑張りたい」と意気込みを示した。

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