【リーグワン】横浜・沢木監督「もっとハングリーな選手を増やさないと」今季2度目の50得点にも危機感

2024年03月01日 22:18

ラグビー

【リーグワン】横浜・沢木監督「もっとハングリーな選手を増やさないと」今季2度目の50得点にも危機感
<三重・横浜>試合後の会見でも終始不機嫌な横浜・沢木監督(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン1部第8節   横浜50―21三重 ( 2024年3月1日    東京・秩父宮ラグビー場 )】 今季初のナイターとして行われた一戦は、昨季3位の横浜が今季1部昇格の三重を50―21で下し、5勝目(3敗)を挙げて暫定4位に浮上した。前半は4トライを挙げ、接点でも相手を圧倒。しかし後半は3トライを許すなど不完全燃焼な内容に、沢木敬介監督は「キツくなるとソフト(なプレー)になる。今日も簡単なトライを取られるた。キックチェースをサボるやつもいれば、タックルして起き上がるのが遅いやつもいた」と手厳しかった。
 前節では開幕から連勝を続けるBL東京に7―27で完敗。ミスやエラーも続発し、「クソみたいな試合になった」と言葉を荒げていた指揮官。中5日と通常よりも短いスパンで迎えた三重戦だったが、中間の練習では「バチバチにタックルをして、コンタクトをした」という。

 前半は特に自陣での防御に成果が表れたが、後半はセットプレーでトライを許すなど、不満の残る内容に。「この試合内容で本当に喜んでいる選手が多いと、成長が止まると思う。もっとハングリーな選手を増やさないといけない」と危機感を強めた。

 先発したフッカー中村も「そういう選手を1人にせず、引き上げることが大事。練習からしっかり寄り添っていきたい」と話した。

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