大の里は玉鷲を押し出して1敗キープ 単独トップの尊富士と1差

2024年03月17日 17:27

相撲

大の里は玉鷲を押し出して1敗キープ 単独トップの尊富士と1差
<大相撲春場所8日目>玉鷲(左)を押し出した大の里(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所8日目 ( 2024年3月17日    エディオンアリーナ大阪 )】 ざんばら髪の注目力士、西前頭5枚目の大の里(23=二所ノ関)は西前頭7枚目の玉鷲(39=片男波部屋)を押し出し、1敗をキープした。全勝の尊富士を1差で追っている。
 2度の優勝経験を持つベテランが繰り出す喉輪にも後退しなかった。うまく受けながら右をのぞかせ、さらに右下手をつかんだ。低い体勢をつくって前進し、押し出し。前日7日目の黒星を引きずらなかった。

 ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏が絶賛した。「右下手を取ると、引きつけながら腰を落として前へ出ている。玉鷲は突き落としなど土俵際で逆転(技)がありますが、大の里が腰を落とし、すり足で出ているので。(逆転の)技をかけられない」。有利な体勢でも油断せず、細かいところにまで気を配った取り口だと指摘した。

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