霧島は対戦成績が拮抗する翔猿に寄り切られて6敗目

2024年03月17日 18:10

相撲

霧島は対戦成績が拮抗する翔猿に寄り切られて6敗目
<大相撲春場所8日目>霧島(右)は翔猿と突っ張りの応酬(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所8日目 ( 2024年3月17日    エディオンアリーナ大阪 )】 4大関で一人だけ黒星先行している霧島(27=陸奥部屋)は東前頭4枚目の翔猿(31=追手風部屋)に寄り切られ、2勝6敗となった。
 立ち合い当たってから突き放す展開。しかし翔猿にもぐり込まれ、右前まわしを許し頭をつけられた。自身は肩越しに遠い左上手をつかんだだけの苦しい体勢。圧力を受けて土俵を割るしかなかった。この対戦は幕下時代を含めると過去20回で翔猿11勝、霧島9勝とほぼ五分だった。

 取組が始まる前に、ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は霧島の不振について「先場所の綱獲り(挑戦)の疲れじゃないですか。場所前から(綱獲りと周囲にあおられ)緊張が抜けないですよ。(不振を)治すのは白星しかない」と自身も経験があるだけに実感を込めながら指摘した。

 取組内容について「立ち合いは当たってすぐに引いているし、突っ張りが大きいから効いていない。上手も遠い」と良さが見られなかったことを残念がった。

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