〝荒れる春場所〟尊富士が歴史的Vへ無傷8連勝!新入幕のストレート給金は魁聖以来13年ぶり快挙

2024年03月17日 17:59

相撲

〝荒れる春場所〟尊富士が歴史的Vへ無傷8連勝!新入幕のストレート給金は魁聖以来13年ぶり快挙
<大相撲春場所8日目>竜電を押し出しで破る尊富士(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所8日目 ( 2024年3月17日    エディオンアリーナ大阪 )】 大相撲春場所は17日、エディオンアリーナ大阪で中日となる8日目の取組が行われ、東前頭17枚目の尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)が竜電(33=高田川部屋)を破って無傷の8連勝。新入幕のストレート勝ち越しは、11年技量審査場所の魁聖以来13年ぶり。新入幕が単独トップで中日を折り返すのも15日制以降初という歴史的快挙。優勝争いは全勝の尊富士を1敗の西前頭5枚目の大の里(23=二所ノ関)が追いかける展開となった。
 新入幕ながらただ一人の勝ちっぱなしとなった尊富士は竜電を押し出しで下し、破竹の8連勝。新入幕によりストレート給金は11年技量審査場所の魁聖以来13年ぶり。新入幕が単独トップで中日を折り返すのも、15日制以降初という歴史的快進撃に観客も大盛り上がり。9日にはついに小結・阿炎との一番が組まれた。

 前日に土がついた大の里は、平幕・玉鷲を押し出しで下し連敗を回避。1敗をキープし、9日目は関脇・若元春と激突することになった。

 1敗がいなくなった3役以上の上位力士は小結・阿炎が押し出しで宇良を下し、2敗を死守。2敗の大関勢では貴景勝が平幕・王鵬を押し出し、豊昇龍も平幕・隆の勝を押し出しで下し6勝目。琴ノ若は関脇・若元春と結びの一番で激突。2敗同士による注目の対決を制し、6勝目を挙げ優勝争いに望みをつないだ。

 また、大関・霧島は平幕・翔猿に寄り切りで敗れ早くも6敗目。〝荒れる春場所〟は中日を終え、4大関がそろって白星を挙げた日が一度も無いということになった。

<大相撲春場所成績上位>
8勝0敗 尊富士
7勝1敗 大の里
5勝2敗 湘南乃海、御嶽海、佐田の海、阿炎、貴景勝、琴ノ若、豊昇龍

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