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日大出身・宮崎光星が前相撲デビュー「少し緊張しました」戦後最小兵力士・琴元村に圧勝

2024年05月14日 12:39

相撲

日大出身・宮崎光星が前相撲デビュー「少し緊張しました」戦後最小兵力士・琴元村に圧勝
<大相撲夏場所3日目>前相撲に出場した宮崎(撮影・藤山 由理)  Photo By スポニチ
 【大相撲夏場所3日目 ( 2024年5月14日    東京・両国国技館 )】 今場所の新弟子検査に合格した10人のうち、付け出し2人と外国出身者1人、休場者1人を除く計6人による前相撲が始まった。
 日大出身で東日本学生体重別135キロ以上級3位の実績を持つ宮崎光星(22=境川部屋)は、身長1メートル60の最小兵力士として話題になった琴元村(15=佐渡ケ嶽部屋)と対戦。立ち合い突き放し一発で相手のバランスを崩して後ろ向きにさせると、向き直ったところを強烈な右喉輪で一気に押し出した。

 力の違いを示す圧勝。「(相手が)小さかったので見ていこうと思った。少し緊張しました」と冷静に振り返った。身長1メートル75で力士の中では小兵の部類に入る宮崎にとって、自身より10センチ以上背の低い相手と相撲を取ることは「地元の道場とかで胸を出すくらいしか…」というほどめったにない。大相撲の世界では同期生ながら大卒と中卒で7学年離れていることもあり、戦後最小兵力士との対戦は不思議な感覚だったようだ。

 「(アマチュアの)全日本選手権とかとは違う緊張感がありました」と初めてのプロの土俵を実感。取組後の西支度部屋では、対戦した琴元村と笑顔で握手を交わす場面も見られた。

 ◇宮崎 光星(みやざき・こうせい)2001年(平13)5月24日生まれ、高知県土佐清水市出身の22歳。土佐清水相撲少年団で4歳の頃から相撲を始め、清水中3年時に全中団体戦16強。埼玉栄高に相撲留学し、3年時に関東大会重量級(115キロ未満)3位。日大3年時に全日本大学選抜金沢大会16強。4年時に東日本学生体重別135キロ以上級3位、全国学生体重別135キロ以上級8強。1メートル75、128キロ。4兄弟の三男。長男・太暉(27)は時津風部屋の三段目・土佐清水、次男・麗(25)は和歌山県庁相撲部、四男・虎之介は埼玉栄高相撲部3年。

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