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十両・伯桜鵬が連敗 前日に右上腕二頭筋腱断裂も「皆さんケガしてやっているので一緒」出場を決意

2024年05月14日 16:06

相撲

十両・伯桜鵬が連敗 前日に右上腕二頭筋腱断裂も「皆さんケガしてやっているので一緒」出場を決意
<大相撲夏場所3日目>千代栄(右)に突き落としで敗れる伯桜鵬(撮影・藤山 由理)  Photo By スポニチ
 【大相撲夏場所3日目 ( 2024年5月14日    東京・両国国技館 )】 西十両8枚目の伯桜鵬(20=伊勢ケ浜部屋)が千代栄(33=九重部屋)に敗れて初日白星から2連敗となった。
 立ち合いで左前ミツを狙いにいったが取れず、突っ張られて後退。下からあてがって押し返していった土俵際、相手の右突き落としで前に落ちた。「右じゃなくて左でまわしを取って(相手の)動きを止められたらなと思ったけど、相手の突き放しを受けて引きにかかってしまった」。

 前日の玉正鳳戦で右腕を負傷。取組後には「投げに振った時、ブチッと音がした」と話していた。病院で診察を受けた結果、上腕二頭筋の腱断裂だった。それでも「皆さんケガしてやっているので一緒」と自らの意志で出場を決意。「出ると決めているのでそこは関係なく、自分のやるべきことをやっていかないと」と覚悟を口にした。

 伯桜鵬は昨年名古屋場所で史上最速の新入幕を果たしていきなり優勝争いに絡む大活躍も、昨年8月末には脱臼癖のあった左肩を手術。2場所連続全休で幕下まで番付を下げ、今年初場所から土俵に帰ってきた。復帰3場所目。左肩は完治させたが、新たな試練がまた訪れてしまった。

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