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須崎優衣 まさかの1回戦負けに涙、涙「今の私はオリンピックチャンピオンになる器じゃなかった…」

2024年08月06日 19:56

レスリング

須崎優衣 まさかの1回戦負けに涙、涙「今の私はオリンピックチャンピオンになる器じゃなかった…」
<パリ五輪・レスリング女子50キロ級1回戦>試合終了間際に得点を奪われぼう然とする須崎(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【パリ五輪12日目 レスリング ( 2024年8月6日    シャンドマルス・アリーナ )】 女子50キロ級で五輪連覇を狙う須崎優衣(25=キッツ)は6日、1回戦でビネシュ・ビネシュ(インド)にまさかの敗戦。連覇を目指して立ったパリのマットで、悪夢の1回戦負けとなった。
 14年の国際大会デビューから対外国人選手に負けなしの94連勝で迎えたパリ初戦。今回の女子6階級で唯一東京五輪を知り、金メダルを獲得していた須崎が、1回戦で18年アジア大会50キロ級でインド女子初のチャンピオンに輝いた伏兵に敗れた。

 呆然と座り込んだマットから下りた須崎は、1回戦を振り返り涙があふれた。「3年間、東京五輪前より多くの方に支えてきてもらったので、皆さんの努力を裏切って申し訳ない。相手の戦術にうまくはまってしまった。(タックルに)行ききれなかったから負けた。まだ(頭の中が)整理ができていない」と声を絞り出した。

 続けて「今の私はオリンピックチャンピオンになる器じゃなかった。何が足りなかったのか…見つめ直してまたいつかチャンピオンになりたい。(メンタル面は)特に問題なかった。負けパターンにはまってしまった。プレッシャーは感じていなかった。マット上では現実なのか分からなかった」と話すと、再び涙があふれた。

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