逆転のエンゼルス「重圧を感じるのは、おれたちじゃない」

2009年10月23日 16:11

野球

逆転のエンゼルス「重圧を感じるのは、おれたちじゃない」
ヤンキースに勝利し喜ぶエンゼルスのソーシア監督(右から2人目)ら
松井秀、同点打も…惜しい!エンゼルスが逆転勝ち
 【エンゼルス7―6ヤンキース】延長11回をものにした第3戦に続いて、エンゼルスらしい粘りが出た。後のないエンゼルスが逆転勝ちで接戦を制し、2勝3敗と盛り返した。
 4点リードの7回、ヤンキースに6点の猛攻を許し、あっという間に2点を追う立場となった。守りからベンチに戻ったエンゼルスの選手からは怒りの表情も見えた。
 「うんざりした。ベンチに戻った時にグラブを投げつけた」とハンターは言う。だがこれで終わらないのが今季の強さだ。「おれたちにはまだ時間もイニングも残っていることが分かっていた」
 先頭マシスの左前打に四球と犠打で、1死二、三塁とすると、一ゴロでまず1点。さらにハンターが四球を選び、ゲレロ、モラレスの2連続適時打で逆転。まったく無駄のない攻撃だった。ゲレロは「後ろ向きなことは何も考えていなかった。どうやって相手投手を攻略するかだけ」と話す。
 第6戦からは敵地に場所を移す。1敗もできないという立場に変わりはない。しかしハンターは「重圧を感じるのは、おれたちじゃない」ときっぱり。勢いをニューヨークへ持ち込むつもりだ。(共同)

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