東浜が完投勝利!亜大 優勝争い残った

2009年10月23日 06:00

野球

 東都大学野球第7週最終日は22日、神宮球場で3回戦2試合が行われ、第2試合で亜大の東浜巨(なお)投手(1年)が8安打3失点で完投勝利。今春を上回る5勝目をマークして全日程を終了した。この結果、優勝争いは立正大と亜大の2校に絞られ、次週の青学大戦で立正大が勝ち点を挙げれば初優勝。勝ち点を落とせば亜大が6季ぶり18度目の優勝となる。
【試合結果


 【亜大5―3中大】リーグ最終戦で今季5勝目をマークした亜大・東浜が、試合後に涙を流した。「4年生と野球ができるのが、きょうで最後になるかもしれないと思って…。感謝の気持ちでいっぱいです」。立正大、国学院大戦は初戦に勝ちながら、3回戦で黒星を喫した。「3戦目に勝たないと本当のエースにはなれない。勝てたのは初めてなのでうれしいです」。大学野球のエースの証明ともいえる1、3回戦の勝利。「体力が自分の永遠の課題です」という東浜だけに中1日での完投勝利を喜んだ。チームは勝ち点を3として優勝の可能性を残した。「ここまで頑張ってきたのを神様は見ててくれたはず。あとは祈るだけです」と逆転Vを信じていた。

 <“亜大のおかわり君”中田通算103安打>ドラフト候補の“亜大のおかわり君”こと中田が5回に左中間適時二塁打。史上6位タイとなるリーグ戦通算103安打で全日程を終えた。駒大・野村、青学大・井口、日大・村田とそうそうたるメンバーと同じ安打数となったことに「そういう名前を聞くとやっぱりうれしいですね」と話した。29日のドラフトに向けて中田は「プロはずっと夢だったので」と指名を期待していた。

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