松井秀“脱力”でヤンキースV決める!

2009年10月23日 06:00

野球

松井秀“脱力”でヤンキースV決める!
和やかな雰囲気の中、練習する松井秀喜(中央)らヤンキースナイン
 入団1年目の03年以来6年ぶりのリーグ優勝へ王手をかけたヤンキース・松井は「あと3試合あるではなく、とにかくあした勝つ。そういう気持ちでやる」と気合を込めた。
 22日のエンゼルスとの第5戦のテーマは“脱力”だ。第4戦は5打数無安打3三振と沈黙。この日は打撃修正のため「ちょっと力が入りすぎていたかもしれない。リラックスして力を入れず、真っすぐ打ち返した」。約30スイングのフリー打撃で柵越えはなかったが「きょうは悪くなかった」と手応えを強調した。
 第5戦はモリーナがマスクをかぶるためDHはポサダの可能性もあるが、ジラルディ監督は「松井の方がDHの経験がある。ポサダを使えば捕手を1人失うことになるから」と話しており、5番・DHでの先発が濃厚だ。

 <主将ジーター風邪も笑顔でVサイン>ジラルディ監督は会見で主将のジーターが風邪をひいていることを明かした。アナハイムに移動しての第3戦から体調を崩し、第4戦では悪化したが2安打で打線を引っ張った。体調を問われたジーターは「いいよ」とだけ答え笑顔でVサイン。ジラルディ監督は「そういう選手なんだ。本当にタフだ。幸いにも他の選手に兆候は見られないし、隔離する必要もなさそうだ」と話した。

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