フィリーズ連覇!4発10点で打撃戦制した

2009年10月23日 06:00

野球

フィリーズ連覇!4発10点で打撃戦制した
リーグ優勝を決め、トロフィーを掲げ喜ぶフィリーズの選手たち
 【フィリーズ10―4ドジャース】ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦が21日、行われ、フィリーズがドジャースを10―4で下し4勝1敗で2年連続7度目のリーグ制覇を果たした。リーグ連覇は98~01年ヤンキースの4連覇以来。21世紀では初の快挙となった。
 球場内にマニエル監督を称賛する“チャーリー”コール。指揮官は「われわれは勝つための野球を知っている。連覇できる力はある」と言い切った。0―1で迎えた初回にワースの3ランで逆転し、これを口火に4本塁打10得点。先発ハメルズの5回途中降板にも動じず、ポストシーズン最多タイの両軍7本塁打が飛び交う打撃戦を制した。

 この日は無安打も、今シリーズ8打点でMVPに選ばれたハワードは「連覇はみんなの頭にあった。このメンバーなら何ができるか分かっている」と手応えを口にした。強力打線に加え、今季は昨季サイ・ヤング賞左腕のリー、通算219勝のマルティネスが加入。凄みを増したフ軍が、ナ・リーグ球団では75、76年レッズ以来33年ぶりとなる2年連続世界一に挑む。(奥田秀樹通信員)

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