横浜、全く足りない左腕補強は“地元スター”で

2009年10月23日 06:00

野球

 横浜が29日のドラフト会議で慶大・中林伸陽投手(22)を上位指名候補としてリストアップしていることが22日、分かった。
 球団関係者は「高校時代から注目している。今年になって直球の球速が伸びてきたし、球の切れも増してきた」と評価。今季限りで工藤が退団したこともあり「工藤が抜けて、左投手が不足している。先発としてだけではなく、救援としても面白い」と通算224勝左腕の“代役”に期待している。
 中林は最速147キロの直球に加えて、カーブ、チェンジアップ、スライダー、フォークなど変化球も多彩。巧みな投球術で大学通算19勝を挙げている。また、神奈川の慶応から慶大に進んだ経歴も、地元スターの育成を掲げる球団の考えと一致する。既に横浜では加地球団社長が「地元の期待も大きい。ぜひ獲得したい内野手。1本釣りできれば」と横浜の筒香(つつごう)の1位指名を明言。投打で地元の逸材の獲得を狙う。

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