日本ハム　大量16失点で3連敗…吉田が今季初先発も2回7失点KO　打線は開幕から6戦ノーアーチ

2021年04月02日 21:48

野球

日本ハム　大量16失点で3連敗…吉田が今季初先発も2回7失点KO　打線は開幕から6戦ノーアーチ — 2回2死二塁、安田に2ランを打たれた吉田（撮影・高橋茂夫） Photo By スポニチ

【パ・リーグ日本ハム4－16ロッテ（ 2021年4月2日札幌D ）】日本ハムは6投手で計16失点を喫して3連敗。栗山監督の球団最多勝利に並ぶ監督通算631勝はまたしてもお預けとなった。今季初先発となった吉田は2回7失点（自責2）でKOされて今季初黒星。打線はこの日も本塁打が出ず、12球団唯一の開幕から6試合連続本塁打ゼロとなった。

　先発の吉田は初回から1死一、二塁のピンチを迎えると安田にライトフェンス直撃の適時二塁打で先制を許し、続くレアードの左犠飛で初回から2点を失った。2回も2つの四球を許すなど2死満塁のピンチを招くと、中村奨の左前適時打でさらに失点。続く安田にボールカウント2―1から投じた4球目を右中間スタンドへの2号2ランとされ、この回だけで5失点。2回64球を投げて、4安打3四球7失点で降板した。3回から登板した2番手の北浦は3イニングを投げて無安打無失点の好投を見せたが、その後は中継ぎ陣が崩壊。6回に登板した3番手の福田は1被本塁打を含む5安打で4点を失い、鈴木健、玉井、村田も失点を重ねた。

　打線はロッテ先発の二木に2回と4回の1安打ずつのみで7回まで無失点に抑えられた。8回にロッテ2番手のハーマンから無死二、三塁のチャンスをつくると、近藤の中前適時打で2点返し、なお1死三塁で中田の一ゴロの間に三塁走者が生還して3点目。さらに2死二塁で浅間の中前適時打で4―14としたが、反撃が遅すぎた。