阪神 終盤の8回に「落とし穴」 リリーフ陣がリード守れず逆転負け 岩崎温存が「裏目」

2021年04月02日 21:18

野球

阪神 終盤の8回に「落とし穴」 リリーフ陣がリード守れず逆転負け 岩崎温存が「裏目」
<神・中>8回、同点打を浴び肩を落とす阪神・加治屋(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神3ー6中日 ( 2021年4月2日    京セラドーム大阪 )】 阪神は2点のリードを守れず、痛恨の逆転負けを喫した。3―1の8回のマウンドに上がったのは今季からタテジマのユニホームに袖を通した加治屋だった。1死から平田に四球を与えると、続く京田には中前打。さらに木下拓の打席では一塁走者の京田に二盗を許し、1死二、三塁とピンチが拡大すると、木下拓に左中間へ2点二塁打を打たれ、同点とされた。
 ここで加治屋から小林にスイッチ。井領に四球を与えたが、続く福留を空振り三振。2死一、二塁と、もう一踏ん張りのところまでこぎつけたが、大島に左前適時打を許し、勝ち越し点を献上した。

 9回から登板した小野も2失点。8回のリードの場面でセットアッパーの岩崎を温存した継投が裏目に出る形となり、本拠地開幕戦を勝利で飾ることができなかった。

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