【ドラフト会議】奥尻島出身46年ぶり指名、ヤクルト4位の知内・坂本「これから島の方々に恩返ししたい」

2022年10月20日 20:32

野球

【ドラフト会議】奥尻島出身46年ぶり指名、ヤクルト4位の知内・坂本「これから島の方々に恩返ししたい」
胴上げされ笑顔の坂本 Photo By スポニチ
 最速147キロを誇る知内の坂本拓己投手(18)がヤクルト4位指名を受け、通算165勝を挙げた元阪急・オリックスの佐藤義則氏以来、北海道・奥尻島出身46年ぶり2人目のプロ野球選手としての道を進む。「今まで支えてくださった方に感謝したい。まずは1軍で活躍するのが目標」と抱負を語った。
 自身が幼少期から応援してきた故郷の球団・日本ハムからの指名ではなかったが「ヤクルトはチーム力が高い。そういう場所でプレーできるのは光栄」と笑顔。島民として「これからは島の方々に恩返ししたい」と言い、佐藤以来となる指名については「本当に尊敬している。そういう方を目指して一つ一つやっていく」と決意をにじませた。高校3年間では町民にも支えられ大きく成長。「活躍して知内をどんどん全国に広めていけたら」と使命感に燃えている。

 今夏の南北海道大会でチームを準優勝に導いた左腕。プロの舞台で投げ合いたい投手を聞かれると「2度戦ってる(阪神2位指名の東海大札幌の)門別投手とはもう1度プロで戦いたい。ライバルとして、2人でどんどん上を目指していけたら」と目を輝かせた。 
  

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