【ドラフト会議】西武 公表通り早大・蛭間拓哉を1位指名 走攻守3拍子そろった“稼頭央チルドレン1号”

2022年10月20日 17:18

野球

【ドラフト会議】西武 公表通り早大・蛭間拓哉を1位指名 走攻守3拍子そろった“稼頭央チルドレン1号”
早大・蛭間 Photo By スポニチ
 プロ野球ドラフト会議が20日、都内のホテルで行われ、西武が事前公表の通り、早大の蛭間拓哉外野手(22)を1位指名。単独指名で交渉権を獲得した。
 蛭間は大学No・1スラッガーの呼び声高く、大学日本代表では4番を務めた経験もあり、リーグ戦で現役最多12本塁打を誇る左の長距離砲。松井稼頭央新監督のように走攻守で高い能力を持った逸材。「稼頭央チルドレン」第1号として期待がかかる。

 西武の外野手の1位指名は異例中の異例。西鉄時代の70年に新日鉄広畑・高橋二三男以来2人目で、大学生では初となる。事前公表の理由として渡辺久信GMは「それだけ熱望、獲得したい選手、という表れ。蛭間君を本当に欲しいという気持ちを伝えたかった」と説明。加えて「広角に打てる打者でオールラウンダー。守備、走塁もレベルが高い」と高い期待を口にしていた。

 強打だけでなく、快足&強肩と3拍子そろった早大の主砲が、いよいよプロの舞台に立つ。

 ◇蛭間 拓哉(ひるま・たくや)2000年(平12)9月8日生まれ、群馬県出身の22歳。小3から野球を始め、中学時代は前橋桜ボーイズでプレー。浦和学院では1年春からベンチ入りし、同春の関東大会では4番に座った。甲子園は3年夏に出場して8強。早大では1年春からリーグ戦に出場し、通算62試合で現役最多12本塁打。高校、大学ともに日本代表に選出。1メートル76、85キロ。左投げ左打ち。

おすすめテーマ

2022年10月20日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム