22本塁打メッツ・アロンソ手首死球で3、4週間離脱の診断も わずか11日で「電光石火」復帰

2023年06月20日 09:15

野球

22本塁打メッツ・アロンソ手首死球で3、4週間離脱の診断も わずか11日で「電光石火」復帰
メッツのアロンソ(AP) Photo By AP
 本塁打数で大谷翔平の24本に次ぐ22本のメッツのピート・アロンソ(28)が、手首の死球からわずか11日で戦列に復帰、18日(日本時間19日)のカージナルス戦で「4番・一塁」でプレーした。死球を受けたのは6月7日のブレーブス戦で、当初は3、4週間は戦列を離れるとの診断だっただけに、大リーグ公式サイトは「電光石火の復帰」と報じている。手首は骨挫傷で、折れたりひびが入ったりしていなかったため、痛みがどれだけ残るかが復帰のカギだった。
 負傷者リスト入りしてから5、6日で打撃ケージで打っても、痛みを感じずにバットを振れるようになり、新たに腫れが出ることもなかったという。「痛みがなく何でも自由にできた。後は負傷者リストの10日間の期間が終わるのを待っていた。今は100%の状態」と言う。フロリダ大時代も同じことが起きたと明かす。手の骨折でシーズンが終わったかと思いきや、3週間で復帰しカレッジワールドシリーズに出場した。そして復帰戦で2本塁打、8試合で4本塁打の大暴れだった。

 復帰した18日は4打数0安打3三振に終わったが、19日(日本時間20日)のアストロズ戦も「4番・一塁」でスタメン出場する。ちなみにナ・リーグではアロンソは依然本塁打数でトップだが、20本と2本差に、ブレーブスのマット・オルソン、フィリーズのカイル・シュワバー、マーリンズのホルヘ・ソレアが迫っている。

 チームは過去10試合3勝7敗で、シーズン33勝38敗の不振。本塁打と同様、同地区のライバル、ブレーブス、フィリーズ、マーリンズに対抗していかねばならない状況だっただけに、アロンソの早期復帰は球団関係者も胸をなで下ろしている。

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