DeNA交流戦初V!三浦監督3年目悲願の「横浜優勝」史上初TQB決着「歴史に名を残すことができ誇り」

2023年06月20日 21:12

野球

DeNA交流戦初V!三浦監督3年目悲願の「横浜優勝」史上初TQB決着「歴史に名を残すことができ誇り」
DeNA・三浦監督 Photo By スポニチ
 プロ野球交流戦は20日、ヤクルト―楽天(神宮)の1試合が行われ、楽天が0―13で敗れたため、11勝7敗の1位タイで全日程を終えていたDeNAが初のTQB(得失点率差)で交流戦19年目初の優勝を飾った。昨年のヤクルトからセ・リーグのチームが2年連続で優勝するのは交流戦が始まって以来初めて。7チーム目の交流戦優勝となったDeNAには日本生命保険相互会社から賞金3000万円が贈られる。
 19日を終えた時点の首位4チームで最もTQBが高いのは.140のDeNAとなるため、巨人、オリックスに続きソフトバンクの優勝も消滅。優勝の可能性があるのはDeNAと2試合を残す楽天のみとなっていた。

 指揮を執って3年目。まず1冠目を手にした三浦大輔監督(49)。「監督を“男”にしたい」と慕うナインも多い中で、ついにタイトルを手にした。番長が生み出した「一体感」。キャプテンの佐野を中心に、若手とベテラン、そして外国人助っ人たちが「横浜頂戦」を突き進んだ。これまでの交流戦最高順位は07年と21年の3位。横浜が、そして全国のDeNAファンが待ち望んだ「横浜優勝」となった。リーグ順位も首位・阪神に2・5ゲーム差。今度は98年以来、25年ぶりのリーグ優勝へ向け、確かな手応えを得て、23日から再開するリーグ戦の戦いに向かう。

 ▼三浦大輔監督 球団初となるセ・パ交流戦での優勝、そして交流戦の歴史に横浜DeNAベイスターズの名を残すことができ誇りに思います。選手、コーチ、チームスタッフならびに、球団関係者が一丸となり戦った結果だと思います。そして、ファンの皆さまの熱い、熱いご声援がチームに力を与えてくれたおかげで優勝することができました。リーグ戦再開後も一緒に戦っていきましょう!ヨ・ロ・シ・ク!!

 ▼佐野恵太 セ・パ交流戦の優勝ができうれしく思います。ファンの皆様が球場で多くのご声援を送ってくれたり、テレビの向こうで応援してくれることで後押ししてもらっています。まだまだシーズンは続くのでリーグ優勝を目指してチーム一丸となって戦って行きたいと思います。リーグ優勝してファンの皆様とともに喜び合うことができるよう頑張っていきます。

 ▼南場智子オーナー 選手をはじめチームの皆さん、そしてファンの皆様、交流戦優勝おめでとうございます。最後の一戦の悔しさも含め、交流戦「優勝」をかけて戦った経験を糧とし、心を一つにして今シーズン戦い抜きましょう。

 【交流戦優勝(勝率1位)チームと回数】
1位 ソフトバンク 8回
(2008、09,11、13、15、16、17、19年)
2位 ロッテ    2回(05、06年)
   巨人       (12、14年)
   オリックス    (10、21年)
   ヤクルト     (18、22年)
6位 日本ハム   1回(07年)
   DeNA     1回(23年)
※2020年は新型コロナウイルスの影響で中止。

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