巨人・浅野翔吾 待望のプロ1号!王、松井に並んだ高卒新人球団史上7人目!岡本和以来8年ぶり「次も」

2023年08月18日 19:12

野球

巨人・浅野翔吾 待望のプロ1号!王、松井に並んだ高卒新人球団史上7人目!岡本和以来8年ぶり「次も」
<広・巨>5回、浅野は2ランを放つ(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―広島 ( 2023年8月18日    マツダ )】 巨人のドラフト1位ルーキー浅野翔吾外野手(18=高松商)が18日、広島戦(マツダ)に「7番・右翼」で13日DeNA戦(東京D)以来プロ3度目のスタメン出場。5回の第2打席に通算12打席目で待望のプロ初本塁打を放った。
 3回にエース戸郷が守備のミスもあり3点を失った。チームが今季2勝7敗と苦しむ“鬼門マツダ”で嫌なムードが漂う中、5回に18歳ルーキーが豪快な一発を左翼席に叩き込んだ。

 先頭の中田翔が左中間を破る二塁打で出塁すると、7番に座った浅野が相手先発・森が投じた2球目、内角低めへのカットボールをうまく拾いあげると、打球は高々と左翼席へ。打球がスタンドに消えると、1点差に詰め寄る大きな一発に巨人ベンチは大盛り上がり。ダイヤモンドを1周したルーキーは、出迎えの中田翔に頭をポンポンと叩かれ照れ笑いを浮かべながら先輩たちと喜びを分かち合った。

 「変化球に出されることなくしっかりと残して芯で捉えることができました。うれしい気持ちはありましたが、リードされているので次の打席でも打てるように集中していきます」

 巨人の高卒新人の本塁打は2015年に岡本和真がプロ初安打となる本塁打を放って以来8年ぶり球団史上7人目となった。過去の達成者は坂崎一彦(1956年)、王貞治(1959年)、堀内恒夫(1966年)、林千代作(同)、松井秀喜(1993年)、岡本和真(2015年)。

 浅野は8日のDeNA戦(東京D)で待望の1軍デビュー。11日の同戦で「8番・右翼」に入りプロ初スタメンを果たし、5回の第2打席に通算5打席目にして待望のプロ初安打を放った。

 ◇浅野 翔吾(あさの・しょうご) 2004年(平16)11月24日生まれ、香川県出身の18歳。高松商では2度甲子園に出場し、3年生だった昨夏は初戦の佐久長聖戦で2打席連続本塁打を含む3安打4打点。準々決勝の近江戦でも大会3号となる2ランを含む3安打を放ったが惜敗。22年ドラフトでは巨人、阪神から1位指名を受け、抽選の末に交渉権を得た巨人入りが決まった。高校通算68本塁打。1メートル71、86キロ。右投げ右打ち。推定年俸1200万円。血液型A。

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