巨人“鬼門”マツダで逆転勝利!岡本和9回V打で連勝、貯金1 浅野が高卒新人球団7人目の待望プロ1号

2023年08月18日 21:30

野球

巨人“鬼門”マツダで逆転勝利!岡本和9回V打で連勝、貯金1 浅野が高卒新人球団7人目の待望プロ1号
<広・巨>9回1死三塁、岡本和は中越えに勝ち越しの適時二塁打を放つ (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―4広島 ( 2023年8月18日    マツダ )】 巨人が今季2勝7敗と“鬼門”となっているマツダで逆転勝利。連勝で再び貯金1とした。先発の戸郷翔征投手(23)は6回3失点(自責0)で11勝目はお預け。9回に岡本和が決勝打を放った。
 9回にこの試合初めてリードを奪った。先頭の吉川が相手5番手・矢崎のフォークを捉えると、打球は中堅フェンスに直撃し、大盛が一瞬ボールを見失う。それを見逃さなかった吉川が快足を飛ばし一気に三塁に到達した。1死後に打席に入ったのは4番・岡本和。6球粘った後のフルカウントから高めに浮いたフォークを見逃さず振り抜くと、打球は中堅手を越える勝ち越しの二塁打となった。9回は中川が1点を守り抜き、最後の最後で勝利をつかみ取った。

 戸郷は初回、2回と3者凡退に斬る上々の立ち上がりだったが、0―0の3回に先制を許した。先頭の矢野に初安打となる中前打を許すと、菊池に三塁線へ高いバウンドで岡本和の頭上を越えるしぶとい適時打を打たれ1点を失う。2死二塁では野間を左飛に打ち取ったかのように見えたが、打球を追った左翼の秋広と中堅手・ブリンソンがまさかの交錯。落球の間に2点目を失った。再び2死二塁で3番・西川に右前に適時打を許し、この回3点を失った。

 打線は5回に待望の一発が飛び出した。先頭の中田翔が左中間を破る二塁打で出塁すると、7番に座った浅野が相手先発・森が投じた2球目、内角低めへのカットボールを救い上げると、打球は高々と左翼席へ。プロ通算12打席目での待望の初本塁打で初打点もマークした。

 18歳ルーキーの一発で1点差に詰め寄ったが、7回に今村が1点を失い再び2点差に。しかし、8回には先頭の坂本が四球を選んだ後に岡本和、秋広、門脇の3連打で2点を奪い同点に追いついた。

 ▼浅野 変化球に出されることなくしっかりと残して芯で捉えることができました。うれしい気持ちはありましたが、リードされているので次の打席でも打てるように集中していきます。

 <巨人の高卒新人史上7人目> 巨人の高卒新人の本塁打は2015年に岡本和真がプロ初安打となる本塁打を放って以来8年ぶり球団史上7人目。過去の達成者は坂崎一彦(1956年)、王貞治(1959年)、堀内恒夫(1966年)、林千代作(同)、松井秀喜(1993年)、岡本和真(2015年)。

おすすめテーマ

2023年08月18日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム