巨人・中川が1点守り抜き5セーブ目「大勢みたいに物凄いボールがあるわけではない。いつも通りやるだけ」

2023年08月18日 22:45

野球

巨人・中川が1点守り抜き5セーブ目「大勢みたいに物凄いボールがあるわけではない。いつも通りやるだけ」
<広・巨>最後を締めた中川は大城(左)とタッチを交わす (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―4広島 ( 2023年8月18日    マツダ )】 巨人の中川皓太投手(29)が今季5セーブ目を挙げた。試合は9回に岡本和が決勝打を放ち今季2勝7敗と“鬼門”となっているマツダで逆転勝利。連勝で再び貯金1とした。
 9回にこの試合初めてリードを奪った。先頭の吉川が相手5番手・矢崎のフォークを捉えると、打球は中堅フェンスに直撃し、大盛が一瞬ボールを見失う。それを見逃さなかった吉川が快足を飛ばし一気に三塁に到達した。1死後に打席に入ったのは4番・岡本和。6球粘った後のフルカウントから高めに浮いたフォークを見逃さず振り抜くと、打球は中堅手を越える勝ち越しの二塁打となった。

 9回は中川が3人をしっかり抑え1点を守り抜き、最後の最後で勝利をつかみ取った。中川は試合を振り返り「大勢みたいに、物凄いボールがあるわけではない。いつも通り、自分ができることをやるだけでした」と冷静に振り返った。しかし、チームが今季苦手としている敵地マツダで1点差で勝利したことは大きい。大勢が帰ってくるまで、代役守護神の中川が、9回に腕を振り続ける。

 先発の戸郷は6回3失点(自責0)で今季11勝目はならず。しかし、原監督は試合後に「なんかね、ちょっとツキがなかったというか。ああ…。まあでもよく辛抱して投げたと思いますね」と粘りの投球を評価していた。

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