西武ドラ4成田晴風 青森の実家でアスパラ栽培「ファンに決めてもらいたい」アップルパンチに続く愛称は?

2023年11月27日 05:00

野球

西武ドラ4成田晴風 青森の実家でアスパラ栽培「ファンに決めてもらいたい」アップルパンチに続く愛称は?
<ライオンズサンクスフェスタ2023>目標を書いた色紙を手にあいさつする成田(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 西武ドラフト4・成田晴風(はるせ)投手(17=弘前工)が26日、本拠地ベルーナドームで行われたファンフェスタ内で背番号41のユニホームを初披露し、早くも愛称を募集した。
 青森出身で両親はミニトマトやアスパラガスを栽培する農家。同郷の外崎は実家がリンゴ園であることから「アップルパンチ」の愛称が人気となっただけに「(愛称を)ファンの方に決めてもらいたい。楽しみにしています」と心待ちにした。素直に「アスパラパンチ」でもインパクトはある。

 食卓にはアスパラを使った料理が並ぶことが多かった。1番の好物はベーコン巻き。「今まで食べてきた中で一番おいしい」と両親の愛情がこもった野菜ですくすくと1メートル85まで成長した。農作業を手伝った経験もあり、収穫までの苦労を知っている150キロ右腕は「自分の力で地元を活気づけたい」。そして、「外崎さんと一緒にグラウンドに立って戦いたい」と恩返しを誓った。

 方言の中でもなまりが強い「津軽弁」に囲まれて育った。方言を封印してしゃべることは大変で、取材中はうまく言葉が出てこないことも。「地元に帰ると(方言が)出るけど、まだ慣れてはないです」と環境の変化に慣れるのも一苦労だ。

 これまでの最多の観客は3年夏の八戸光星との2回戦で味わった300人。この日は約2万3000人もの観衆に囲まれ「初めてこんなに観客がいる中でしゃべったりしたので、それはとても緊張しました」。大舞台への第一歩を踏み出した17歳。「けっぱれ!」。(福井 亮太) 

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