FA権行使してロッテ残留の田村が複数年契約 来季は「キャリアハイを」

2023年11月27日 21:19

野球

FA権行使してロッテ残留の田村が複数年契約 来季は「キャリアハイを」
海外FA権を行使してロッテに残留した田村は現状維持の7000万円で複数年契約 Photo By スポニチ
 今季取得した海外FA権を行使して残留したロッテの田村龍弘捕手(29)が27日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸7000万円(金額は推定)で複数年契約を結んだ。
 昨季はわずか2試合の出場に終わったが、今季は78試合に出場と1年間1軍でプレー。ただ、打率・166と不本意な成績に終わった。田村は優勝したオリックスとの差を埋めるために「個人の成績を上げること」の必要性を強調。「個人の成績を上げていければ、もっと勝てた試合もあったし、そこは本当に自分に対して一番悔いが残るっていうか、情けないなという思いがある」と振り返った。

 佐藤都や松川ら若手捕手が台頭する中で、権利を行使して「生涯ロッテ」を宣言。ポジション争いが激しくなることも承知の上で、今オフも佐藤都と自主トレを行う。

 「今年のような成績じゃあ試合には出れないと覚悟しているので、キャリアハイを出すくらいの気持ちで、この自主トレからやっていかないと。2人で良いところは盗み合って、ダメなところも指摘し合って成長していければいいかな」

 まだまだ譲るつもりはない。「若い選手にチーム頼むぞって感じにするのは、まだ違うのかなと思う。僕らぐらいの年代がしっかりしないと、下も育たないし、ついてこない」とチームをけん引していく決意を口にした。

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