オリ・由伸 メジャー移籍へ“2段階面談”28日にもスタート 12月9日以降に渡米し最終面談か

2023年11月27日 02:30

野球

オリ・由伸 メジャー移籍へ“2段階面談”28日にもスタート 12月9日以降に渡米し最終面談か
閉会式であいさつする山本(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 ポスティングシステムでの大リーグ移籍を目指すオリックス・山本由伸投手(25)が2段階方式の面談で米球団との本格交渉を実施すると25日(日本時間26日)、米メディアが報じた。27日(同28日)にも日本での1次リモート面談を開始し、候補を絞り込んだ上でウインターミーティング終了翌日の12月8日(同9日)から米国での最終面談を行う予定。山本はこの日、京セラドームで行われたファンフェスタに参加し、ファンに向けて感謝のメッセージを送った。
 左足を上げないクイックモーションで今季躍動した山本だが、新天地決定はじっくりためる2段方式となる。ニューヨークの放送局「SNY」のアンディ・マルティノ記者は「週明けから日本で電話やZoomを使ってミーティングをスタートさせる予定」と報道。さらに「チームを絞り込んでウインターミーティング後に米国で最終候補たちに会う」と見通しを示した。

 21日(日本時間22日)に米球団との交渉が解禁。同日会見した代理人のジョエル・ウルフ氏は「10~15球団」が参戦すると公表した。記事によれば、早ければ27日(同28日)から各球団が日本にいる山本側とリモート面談を開始。候補を数球団に絞り込んだ後、山本が渡米して最終候補と直接面談する「2段階方式」になると説明した。最終面談は、テネシー州ナッシュビルで12月4~7日(同5~8日)に行われるウインターミーティング終了翌日の8日(同9日)以降と報じた。

 交渉期間は来年1月4日(同5日)までの45日間で、米国での希望全球団との直接交渉は非現実的だ。17年オフにメジャー移籍した大谷(エンゼルスからFA)も、29球団が資料を提出した「1次選考」後、直接面談する「2段階方式」を採用。米国での最終面談は、各球団が山本の元を訪れてプレゼンテーションを行う見通しだ。

 一時、渡米していた山本は25日に帰国。この日、歴代最多の3万475人が集まったファンフェスタに参加した。交渉解禁後、初めての公の場で「応援してくださったおかげで、目標としていたスタートラインまで来られた」とファンに感謝。交渉には「まだこれからという感じ。楽しみな気持ちもあるし、想像がつかない部分もたくさんある」としたが、総額2億ドル(約300億円)超の争奪戦がいよいよ本格化する。

おすすめテーマ

2023年11月27日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム