東京六大学野球連盟「グランドを子どもたちの遊び場へ」を実施 慶大など6校の練習場開放

2023年11月27日 17:49

野球

東京六大学野球連盟「グランドを子どもたちの遊び場へ」を実施 慶大など6校の練習場開放
慶大野球部のグラウンド Photo By スポニチ
 東京六大学野球連盟は27日、子どもたちの健やかな成長促進や健康への貢献を目的とした社会連携アクション「野球部グランドを子どもたちの遊び場へ」を実施することを発表した。選手たちが実際に練習で使用しているグラウンドが開放される。対象は小学生とその家族。
【グラウンド開放の予定】
☆12月9日(土)法大、東大

☆12月10日(日)慶大、明大、早大、立大


【アクション実施の背景】
 コロナ禍での運動機会の喪失、昨今の遊び場の減少やボール遊びの制限等など、子どもたちを取り巻く運動や遊びの環境は厳しさを増しています。その結果、運動時間の減少や運動能力低下など、子どもたちの健全な成長や発達への影響が言われ始めています。

 東京六大学野球連盟は、1925年の連盟創設から現在に至るまでのあいだ、野球振興・普及を通じて次世代の健全な育成や社会への人材輩出に貢献してきました。今回の社会連携アクションは、野球の競技普及・振興にとどまらず、広く子どもたちが運動や遊びを楽しめる場や機会の提供が必要と考え、所属する全大学野球部が合同で「野球部グランドを子どもたちの遊び場へ」を実施致します。大学野球部や所属する学生にとっても鍛錬の場である野球部グランドを地域の子どもたちに開放することで、社会課題に対して連盟や大学野球部が主体的にアクションを行っていき、子どもたちの健全な成長や地域創生への貢献を実現していくことを考えています。


【各大学野球部からのコメント】
▼慶大野球部マネージャー宮田健太郎 様々な遊びを同じ日に六大学全てのグラウンドにて実施出来ることを楽しみにしております。

▼明大マネージャー岸上さくら 六校のグラウンドが地域の遊び場として開放され、子供たちの笑顔が見られることを楽しみにしております。

▼早大野球部マネージャー成瀬かおり 昨年早稲田でも実施した取り組みが、今年は六大学に広まっていることを嬉しく思います。この動きが社会に波及していくことを願っています。

▼法大野球部マネージャー黒坂夏希 六大学の広い野球場で身体を動かせます。皆で遊んだり、自由に遊んだり楽しみましょう。

▼立大野球部マネージャー遠山夏澄 六校それぞれのグラウンドで多くの子供たちがのびのびと遊べる機会を提供できればと思います。

▼東京硬式野球部主務岩瀬笑太 近年、子どもたちが思い切って走りまわれる公園などが少なくなってきている中で、六大学が足並みを揃えてそのような場を提供できることを大変嬉しく思います。外であそぶ気持ちよさを感じてもらえることを楽しみにしています。


【問い合わせ先】
各大学野球部の合宿所※各部が設ける締め切り日あり
☆慶大
045―563―2001

☆明大
042―313―4134

☆早大
042―468―6755

☆法大
044―733―2587

☆立大
048―478―4913

☆東大
03―3811―5100

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