クレイジーだった大谷と由伸のダブル獲り成功 ビジネス面での恩恵でド軍さらにクレイジーに

2023年12月29日 02:30

野球

クレイジーだった大谷と由伸のダブル獲り成功 ビジネス面での恩恵でド軍さらにクレイジーに
入団会見で背番号「18」のユニホームを着て帽子をかぶる山本(AP) Photo By AP
 【米専門サイト「ジ・アスレチック」ファビアン・アルダヤ記者】「大谷、山本の両方を獲得したらどんなにクレージーだろう?」。そんなジョークをウインターミーティング期間中にドジャースの周囲の人々の間で飛ばしていた。それが現実になった。チームはそれがクレージーだとは考えなかったということだ。
 今オフ、ド軍は大型投資への意気込みが強く、特に大谷の獲得後に勢いが強まった。大谷との契約が後払いだったおかげで、さらなる補強が容易になった。大谷と山本、グラスノーで計12億ドル以上。3人の獲得は理にかなうが、実際にやり遂げたことには驚嘆するしかない。山本はまだ25歳と若く、FAと違って獲得してもドラフト指名権を手放す必要がない。投資が可能なチームには魅力的で、激しい競争で契約額も高騰した。

 向こう10年、12年。ド軍の周辺はまさにクレージーになる。それこそがチームが望んでいたことだろう。ド軍と「(球団の運営投資グループの)グッゲンハイム・ベースボール」はチームの成功と同時に2人の獲得によるビジネス面の恩恵を視界に入れる。フィールド外でも商品価値を最大限にアップさせ、投資の元を取ろうともくろんでいくに違いない。

おすすめテーマ

2023年12月29日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム