西武・光成 メジャーボディー!7キロ増で112キロ ダル&大谷と同等サイズで「とんでもない数字」目標

2024年01月21日 05:30

野球

西武・光成 メジャーボディー!7キロ増で112キロ ダル&大谷と同等サイズで「とんでもない数字」目標
ウエートトレーニングする高橋 Photo By スポニチ
 西武の高橋光成投手(26)が20日、沖縄・宮古島で行っている自主トレを公開。球速アップを目的とし、このオフに体重が人生最多の112キロとなるなど肉体改造に着手していることを明かした。昨季は10勝止まりだった右腕がドジャース・大谷翔平投手(29)、パドレス・ダルビッシュ有投手(37)にも負けない屈強な体で圧倒的な成績を残し、数年来の目標でもあるメジャー移籍を目指す。
 分厚い胸板、そして丸太のような太腿が決意の表れだった。気温26度。高橋のTシャツは筋肉で張り裂けそうだ。ウエートトレーニングと食事管理による徹底した肉体改造。「オフの3カ月しかできないこと。今まで以上に質を高め、量も増やした」と手応えを語った。

 現時点で体重は昨年から7キロ増で「人生最多」の112キロ。トレーニングの頻度は例年の2勤1休から3勤1休とし、この日も球場から車で10分の距離のジムで体をいじめた。現在、ベンチプレスは昨年の100キロから110キロ、腕を下に伸ばした状態でバーベルを腰の下まで持ち上げるデッドリフトも200キロから240キロとMAXを更新中。食事は栄養士の管理に従い朝、昼、練習後、夕、夜食の5回で「確実に体が大きくなった。肩周りもがっつり鍛えて、安定性も良くて凄く楽しみ」と目を輝かせる。

 筋力強化の狙いは球速アップだ。最速157キロ右腕は、今季に向けて「最低でも160キロを出したい」と目標を設定する。平均球速も昨季の150キロから4キロ程度のアップが目標。3年連続2桁となる10勝を挙げた昨年は4完投も記録。改めて直球の重要性を確認し「直球で押せれば(投球の)幅が広がる。今は軽く投げてもボールが進む感覚がある」と馬力が増している。

 1メートル90、112キロの高橋は1メートル93、95キロの大谷や1メートル96、99キロのダルビッシュと同等の「メジャー級ボディー」となった。数年前からポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を球団に希望。このオフも球団と話し合ったが、エースとしては満足な成績が残せず、チームも5位に低迷したこともあり容認されなかった。だから今季に懸ける思いは並大抵ではない。

 「とんでもない数字を出して、全てを支配するぐらいの気持ち。タイトルは全部獲りたい」と高橋。大きな体で、大きな夢を追う。(福井  亮太)

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