阪神・原口 狙う4年ぶり甲子園弾「満員のファンの前で打てたら最高」 先発、代打でも使命果たす

2024年01月21日 05:15

野球

阪神・原口 狙う4年ぶり甲子園弾「満員のファンの前で打てたら最高」 先発、代打でも使命果たす
打撃練習で快音を響かせる阪神・原口 Photo By スポニチ
 春季キャンプ2軍スタートの阪神・原口が20日、「やることは変わらない。若い選手たちに負けないように元気よくいきたい」と決意を新たにし、4年ぶりの甲子園での本塁打を今季目標の一つに掲げた。
 「チームが勝つことがもちろん一番大事ですけど、個人的には今年は甲子園でホームラン打ちたい。満員のファンの前で打てたら最高ですね」。昨年は2本塁打も、1号は京セラドーム、2号は東京ドーム。甲子園では代打3ランを放った20年10月22日広島戦を最後に遠ざかる。しかも当時はコロナ下で、観衆9981人だった。理想は満員の聖地弾だ。

 そのためにも3月3日で32歳のベテランは年始から甲子園室内でマシン打撃を敢行。現在は東大阪市内のグラウンドなどで、打撃投手を務める知人に依頼して“生きた”ボールを打ち込む。内野ノック、ダッシュ系のトレーニングにも取り組む。昨年は代打で日本一に貢献も、「打って投げて走ってと野球選手としての動きはすべて準備したい。先発出場から4打席に立てるように」と意気込んだ。

 とはいえ、今季も使命を果たす。18年の代打打率.404(57打数23安打)は97年八木裕の.405に1厘差の球団2位。23安打は08年桧山進次郎と並ぶ球団最多タイ。「開幕を迎える時に、その役割を求められるなら代打に徹します」。チームに求められる役割に全力投球し、アレンパの一助となる構えだ。

 《バモス!!は今季も?》原口が、“バモス”のあり方について言及。「どうなんでしょう。チームのみんなが使うならそれでいいし、使わないならそれでもいい」。昨年、原口が試合前の声出しを担当した時に、スペイン語で“さあ行こう”を意味する“バモス”を発するとチームは8月に10連勝、9月に11連勝。CSや日本シリーズでも声出しを担当した。お立ち台やビールかけでは近本、佐藤輝らほとんどの選手が絶叫した。チーム内のお守りのようになった必勝ワードだが、連覇を狙う24年は果たして…?

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