巨人・阿部監督　秋広に「最後通告」　オフの表彰式や球団行事に2度遅刻「最初は3軍にしようかと」

2024年01月21日 05:00

野球

巨人・阿部監督　秋広に「最後通告」　オフの表彰式や球団行事に2度遅刻「最初は3軍にしようかと」 — 中大野球部OBOG会主催の監督就任を祝う会に出席した阿部監督（中央） Photo By スポニチ

　巨人・阿部監督が春季キャンプ1軍スタートが決まった秋広に早くも「最後通告」だ。オフの表彰式や球団行事に2度も遅刻したことを明かし「最初は3軍にしようかと思った。遅刻は一番信頼を失うから」と厳しい表情。さらに「ダメだったら隣（2軍）行ってください。都城（3軍）行ってください。人としての成長を監視しておきます」と続けた。

　秋広は高卒3年目の昨季に121試合に出場し、打率・273、10本塁打をマークするなど成長。内野手登録だが、4年目の今季はキャンプから外野のポジションを争う立場だ。グラウンドでのミスなら問題視はしないが、生活面は別。一度でも遅刻すれば2軍降格となる可能性もある。厳しい姿勢は期待の裏返し。阿部監督は将来を見据えて人間教育にも着手する。

　この日は都内で行われた中大野球部OBOG会主催の「読売ジャイアンツ監督就任を祝う会」に出席。ヤクルト・小川淳司GMら192人からエールを送られ「諸先輩方々が来てくれた。頑張ります」と決意を新たにしていた。（川島　毅洋）

　≪新外国人候補オドーアは「“野球脳”ありそう」≫阿部監督は球団が、獲得に乗り出している新外国人のオドーア（前パドレス）について言及。メジャー通算178本塁打の実績を誇る左の長距離砲については、映像などでチェックも行っており「一生懸命やっている姿は見えたし、凄く器用。外野をこなしてセカンド、サードも。“野球脳”がありそう、というのが第一印象ですね」と独特な表現も交えて期待を寄せた。