ロッテ田村が自主トレ公開 FA権行使で残留「キャリアハイで球団に恩返し」

2024年01月21日 17:11

野球

ロッテ田村が自主トレ公開 FA権行使で残留「キャリアハイで球団に恩返し」
自主トレを行っている鴨川市で野球教室を開催し、小学生を指導するロッテ・田村 Photo By スポニチ
 ロッテの田村龍弘捕手(29)、佐藤都志也捕手(25)、中村稔弥投手(27)が21日、千葉・鴨川市で行っている自主トレを公開した。田村と佐藤は正捕手を争うライバル同士で、昨季のスタメンマスクは田村が67試合、佐藤が52試合だった。
 田村を師と仰ぐ佐藤が直訴して合同自主トレが実現。8日から共同生活を送り、4勤1休のペースでキャンプインに向けての体づくりと技術力向上に励んできた。田村は「ライバルには変わりないし、互いに負けたくないと思って練習もやっている。都志也の良いところを僕が吸収できることもあるし、都志也が僕から吸収してくれてもいい」と“共闘”の効果を強調。「最終的には1人しか試合には出られないけど、どちらかしっかり守り、どちらかカバーしてやっていけたらいいかな」とシーズンを見据えた。

 海外FA権を行使して残留。プロ12年目となる今季へ「ロッテで最後までやるって腹決めて残ったので。やっぱり、どこかでキャリアハイは絶対に残して球団に恩返ししたい」と言葉に力を込めた。

 この日は佐藤、17日から合流した中村稔とともに鴨川市の少年野球、ソフトボールチームに所属する小学生を対象に野球教室を開催。約80人を3組に分け、投球、守備、打撃を指導した。

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