沖縄尚学の右腕・東恩納蒼 中大の練習に初参加 指名漏れの悔しさ胸にドラフト1位でのプロ入り誓う

2024年02月14日 13:10

野球

沖縄尚学の右腕・東恩納蒼 中大の練習に初参加 指名漏れの悔しさ胸にドラフト1位でのプロ入り誓う
大学での成長を誓った東恩納(撮影・村井 樹) Photo By スポニチ
 東都大学野球リーグ1部の中大にスポーツ推薦で合格した沖縄尚学のエース右腕・東恩納蒼投手(3年)が14日、練習に初参加した。昨秋のドラフトでは指名漏れの悔しさも味わったが「4年後しっかりドラ1でプロへ行くという決意を持って来ました」と力強く誓った。
 “ミスターゼロ”が新たな一歩を踏み出した。昨夏は沖縄大会から甲子園3回戦途中まで47回1/3を連続無失点。その後はU18日本代表にも選出され、プエルトリコ戦で完全投球(5回)を達成するなど世界一に大きく貢献。当初の進学予定から一転、プロ志望届を提出するも指名漏れという結果となったが「落ちてしまったが、中央大学が獲ってくれると言っていただいたので、恩返しじゃないですけど4年間やり切ってドラ1で行きたい」と気持ちを切り替えた。

 主戦場となる神宮については「(神宮大会で投げた際は)とてもきれいな球場で甲子園より投げやすい。そこでリーグ戦をやれるのはいい環境なので実力をしっかり発揮したい」と好印象。高校時代同様、スコアボードに0を並べ続ける快投が期待され「点を取られることが嫌いなので。まだ1年生なんですけどエースを獲りにいく気持ちでやっていきたい」とすでに掲げる目標は高い。

 好きな言葉は「一生懸命」。夢のプロ入りを次こそつかむため、「CHUO」のユニホームを身にまとい、戦国東都で懸命に腕を振る。(村井 樹)

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