混戦!日本ハム正三塁手争い 背番号にも思い込めた野村か 清宮、郡司も候補 3・29三塁には誰が就く

2024年02月14日 07:15

野球

混戦!日本ハム正三塁手争い 背番号にも思い込めた野村か 清宮、郡司も候補 3・29三塁には誰が就く
練習試合・サムスン戦に出場した日本ハム・野村 Photo By スポニチ
 日本ハムのレギュラー争いが熱い。春季キャンプも第3クールを終え、各ポジションを狙う選手たちのアピール合戦が続いている。
 特に注目したいのが三塁争いだ。昨季にチーム最多87試合に三塁でスタメン出場した清宮幸太郎内野手(24)がキャンプイン直前に左足首捻挫を負い、出遅れた。そんな中で、最右翼とされるのが野村佑希内野手(23)だろう。7日の紅白戦では“今季1号”となるソロアーチを放つと、12日の韓国・サムスン戦でも2安打3打点をマークした。

 三塁への思いは強い男だ。22年オフに入団時の背番号「24」から「5」に変更したが、その番号を選んだ理由を聞くと「三塁で出たかったので」だった。7日の紅白戦後の取材ではあまり感情を表に出さない野村には珍しく、強い口調のコメントを残した。

 「去年あれだけチャンスをもらってつかみ取れなかったっていう悔しさもあります。キヨ(清宮)さんがケガしてから、よくサード空いてるっていうのも、記事とかでもよく聞きますし。でも、サードをずっと守ってきたのは僕なので。そこは取り返して、空いてないぞっていうのはしっかり成績を出して証明できるようにしたいなと思います」

 昨年の開幕戦は「4番・三塁」で出場し、本職でもある。清宮の故障で三塁のレギュラーは“白紙”とされていたが、そこに待ったを掛け「サードを守ってきたのは僕」の言葉にプライドをにじませた。それでも、結果を出し続けなければポジションを奪われる立場。清宮も自身のインスタグラムで順調な回復ぶりを投稿しており、本職が捕手の郡司裕也捕手(26)も三塁に挑戦中だ。3・29開幕戦の三塁には誰が就いているのか――。まだまだ予想がつかない。(記者コラム・田中 健人)

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