ソフトB山川とリチャード 総体重221キロ師弟コンビが休日返上 55分間で計258スイング

2024年02月14日 17:11

野球

ソフトB山川とリチャード 総体重221キロ師弟コンビが休日返上 55分間で計258スイング
山川はリチャードとの休日返上トレ終了後に笑顔で対応する Photo By スポニチ
 ソフトバンクが誇る重厚な沖縄県出身コンビが、バレンタインデーにちょこっとだけ打った。公称体重103キロの山川穂高(32)と同118キロのリチャード(24)の計221キロの右の大砲内野手が14日、宮崎春季キャンプの休日返上で屋内練習場で仲良く55分間、計258スイングとトークで交流をし続けた。
 「指導じゃなく“バッティング雑談”をしていましたね」と山川は笑うがリチャードは真面目に「いや、普通に野球の話は勉強になります」と感謝した。

 分厚い2人の肉弾交流は、12時09分から始まった。師匠のストレッチ中にリチャードが素振りを9スイング。山川は素振りを3スイング後に置きティーを敢行。81球を豪快に振り抜いた。打球だけでなく、合間には沖縄なまりの会話が弾んだ。

 その後、屋内後方へと移動し山川のトスした緩い球をリチャードは強振。ロングティーを89球こなすと、山川も76スイング。最後はリチャードが捕手用ミットを付けて山川がリチャードを座らせた。山川投手は、独特なフォームを交えて38球を投げ込んで午後1時04分に調整は終わった。

 西武時代から練習の虫といわれる山川が「暇だったら一緒にやろうよ」とリチャードを誘った。今春キャンプで1日に牛乳を4リットル飲む逸話を明かした“ミルクボーイ・リチャード”と地元沖縄の高級黒豚「アグー」の愛称で知られる山川の強固かつヘビー級な師弟関係は鷹の新名物となりそうな予感をさせた。

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