阪神・ゲラ 25日実戦デビューへ万全リハ!2度目フリー打撃登板で全20球で安打性0

2024年02月23日 05:15

野球

阪神・ゲラ 25日実戦デビューへ万全リハ!2度目フリー打撃登板で全20球で安打性0
<阪神宜野座キャンプ>今キャンプ2度目のフリー打撃に登板し、好投するゲラ(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 勝ちパターンの一角として期待される阪神新外国人のハビー・ゲラ投手(28=前レイズ)が、25日の中日戦(北谷)で実戦デビューすることが22日、正式に決まった。この日、今春2度目のフリー打撃に登板。前回以上の圧巻のパフォーマンスを発揮し、実戦マウンドへ向けたリハーサルを完了させた。
 「前回と同じようないい感じで投げられたとは思います。2回目ということで、より心地よく投げられた」

 交互に2打席ずつ入った小幡、ミエセスに対し計20球。計23球を投じて安打性3本に抑えた前回19日の登板後に岡田監督から高評価を得た「低め」への制球力は、この日も健在だった。最速156キロを計測した直球に「変化球はどっちも良かった」と自賛したスライダー、ツーシームを織り交ぜて安打性0本。前回の経験を生かし、状態を上げてきた。

 練習後には実戦登板予定日を問われ、「ハイ。ニジュウゴ!」と流ちょうな日本語で、高らかに自らの登板日を明言。1イニングを予定する初実戦へ向けて「打者どうのこうのというよりは自分のことをするだけ。極端にいえば右(打者)も左も意識しない」と自らの投球に徹する構えだ。

 新助っ投の投球をケージ裏から見守った指揮官も満足げ。「前よりも今日の方が良かった。前は前川にいきなり打たれよった。徐々にいうてもまだ1カ月以上あるから、あの辺はリリーフやから、まあうまくセ・パ関係なく、1イニングやし、うまいこと投げさせていこうと思う。メドというか絶対いけるという感覚はあるからな」と改めて高評価。安藤投手コーチも「内容は前回よりも良かった」とうなずいた。

 「日本の野球といったら大げさですけど、(環境に)慣れつつある」と最速164キロ右腕。圧巻の投球、そして流ちょうに操る日本語が、その証だろう。25日の“初陣”から、勝ちパターン入りへ順調に歩みを進める。(石崎 祥平)

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