ドジャース先発5番手の座を争うストーンが1回無失点、得意のチェンジアップでタティスを空振り三振

2024年02月23日 12:30

野球

ドジャース先発5番手の座を争うストーンが1回無失点、得意のチェンジアップでタティスを空振り三振
ドジャース・ストーン Photo By スポニチ
 ドジャースの若手有望株ランキング4位で、現在先発5番手の座を争う、右腕ギャビン・ストーン(25)が22日(日本時間23日)、パドレス戦に先発、1イニングを投げ無失点だった。
 直球の速度は去年の平均94マイルよりアップし、96マイルを計測。空振り率41%の得意のチェンジアップでフェルナンド・タティスを空振り三振に討ち取った。

 ストーンは、セントラルアーカンソー大でも先発は11試合にとどまったが、20年のドラフトで5巡指名。22年はマイナーで9勝6敗、防御率1・48の好成績、ド軍のマイナーの最優秀選手に選ばれた。

 昨年5月3日のフィリーズ戦でメジャーデビュー。だが、4回5失点で、23年はメジャーで8試合に登板、4試合に先発、31イニングで1勝1敗、防御率9点と結果は残せなかった。それでも、コントロールが良く、メンタルも強い選手で、球団は期待し続けている。

 ストーンのライバルはエメ・シーハン(24)。21年のドラフト6巡、196センチの長身右腕だ。去年の6月にメジャーデビュー、23年の成績は4勝1敗、防御率4・92だった。投球の60%が直球で、平均球速は95・4マイル。スライダーとチェンジアップで空振りを奪う。

 ストーンは「競争相手だけど、互いに応援し合ってもいるし、助け合っている」と話している。

 もう1人の候補者はベテラン左腕のライアン・ヤーブロー(32)。18年にレイズで16勝を挙げ、通算48勝だ。

 この日3番手で投げたのはリッキー・バナスコ(25)。アンドリュー・フリードマン編成本部長もデーブ・ロバーツ監督も「印象的」と口を揃えるダークホース的存在。17年にレンジャーズからドラフト指名、23年にドジャースに移籍した。190センチの右腕はこの日三者凡退1三振を奪っている。 

おすすめテーマ

2024年02月23日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム