ドジャース大谷と“同じ目線”で魅力引き出す元アスリートで1メートル86のリポーター・ワトソンさん 

2024年02月29日 01:30

野球

ドジャース大谷と“同じ目線”で魅力引き出す元アスリートで1メートル86のリポーター・ワトソンさん 
大谷の囲み取材に参加するキルステン・ワトソンさん(右)(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 【オープン戦   ドジャース9―6ホワイトソックス ( 2024年2月27日    グレンデール )】 【ヤナギタイムズ】日本ハム時代の13年12月からドジャースの大谷翔平投手(29)を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」などに随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者(38)の連載コラム「ヤナギタイムズ」。今回はスポーツ専門局「スポーツネットLA」のリポーター、キルステン・ワトソンさんに迫った。
 文字通り同じ目線で会話ができる。ドジャース戦を独占放送するスポーツ専門局「スポーツネットLA」のリポーター、キルステン・ワトソンさん。ド軍入団後、全ての会見で大谷の隣に立ち、いの一番に質問をぶつけ、この日もそうだった。

 身長1メートル93の大谷に対し、1メートル86のワトソンさんは名門コロンビア大出身で全米大学体育協会(NCAA)1部に属するバレーボール部でプレーした元アスリート。同大大学院でジャーナリズムの修士号も取得している。「翔平は本当に礼儀正しくて、勤勉」と評す一方で、「同僚たちとジョークを言い合い、10代の少年のように振る舞うこともある。仲良くやっている姿を見るのは楽しい」と笑みを浮かべた。

 21年に就任し、4シーズン目。選手からの信頼も厚く、21日の練習中には急きょベッツと短距離競走する場面も。スタートで豪快にフライングを決め、そばにいた大谷に「チーター(ずるをした)」と大笑いされていた。

 大谷はエンゼルス時代にアレックス・カリーさんやエリカ・ウエストンさんから数多くのヒーローインタビューを受けたが、今季からはこのワトソンさんが相手を務める。

 「翔平が上手に英語を話すことを知っている。一平(水原通訳)が翻訳する前に答えたこともあったよね」。また新たな素顔を引き出してくれそうだ。

 ◇キルステン・ワトソン 1993年12月29日生まれ、ルイジアナ州バトンルージュ出身の30歳。ノースウエスタン大を経てコロンビア大ではバレーボール部で活躍。同大のジャーナリズム大学院では放送ジャーナリズムの修士号を取得した。20年にはミスフロリダで準優勝し、トップモデル賞を受賞。オフシーズンはNFLラムズやNBAレーカーズのリポーターも務める。

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