米投球分析家がドジャース山本を絶賛「ヨーヨーカーブだ。とてもユニーク」「サイ・ヤング賞候補になる」

2024年02月29日 08:12

野球

米投球分析家がドジャース山本を絶賛「ヨーヨーカーブだ。とてもユニーク」「サイ・ヤング賞候補になる」
「ピッチングニンジャ」として有名な投球分析家のロブ・フリードマン氏(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 米国野球ファンの間で「ピッチングニンジャ」として有名な、弁護士で投球分析家のロブ・フリードマン氏が28日(日本時間29日)、ドジャース山本由伸投手(25)のデビュー戦となったレンジャーズ戦をバックネット裏から観戦。山本の投球を分析した。
 フリードマン氏は山本のカーブに興味を持ったようで「ヨーヨーカーブボールだ」と表現。「ヨーヨーのように投げるから。誰も彼のような投げ方はしない。とてもユニークな球だ。ほとんどのピッチャーがボールの前に指を置いて投げる。私にとっても興味深いから、どうやって身に付けたのかを尋ねるつもりだった。ああやってカーブを投げる投手はメジャーにも他にいない。(カーブは)彼の持つ多くの武器の中の1つだ。見ていても楽しい」と評価した。

 また、19球中ボール球はわずか3球だった制球力については「特にスプリングトレーニング中と考えれば、すべての球種がシャープだった。(速球は)だいたい95~96マイルかな?ほとんどゾーンに投げていた。これ以上は求められないくらいだ。快適に投げているように見えた」とお墨付きを与えた。

 メジャー1年目で「うまく適応できると思うか?」との質問については「そう思うよ。彼はサイ・ヤング賞候補になるとずっと考えていた。プレッシャーをかけるつもりはないけれど」と高評価した。

 かねてから山本の登板日を気にかけていたそうで「今日は山本を観に来た。彼が投げると聞くや否や、彼の球の動きを見るため、ホームプレートの背後の席を取った。ソーシャルメディアにも投稿するつもりだよ。みんなが見たがっているからね。彼はもうビッグネームになっている」と話した。

 また、前日の大谷のホームランも観戦したかについては「来ていない。投げてないからね(笑い)」と投球分析家らしい答えで笑わせていた。

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