ドジャース指揮官 山本を絶賛「これ以上は望めない投球」アウトカウント間違いには「翔平が4アウトと…」

2024年02月29日 09:08

野球

ドジャース指揮官 山本を絶賛「これ以上は望めない投球」アウトカウント間違いには「翔平が4アウトと…」
試合後に囲み取材に応じるデーブ・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 ドジャースの山本由伸投手(25)が28日(日本時間29日)、敵地でのレンジャーズとのオープン戦でメジャー実戦初登板。2回を1安打無失点、3奪三振と上々のデビューを飾った。ベンチから見守ったデーブ・ロバーツ監督(51)も山本の投球に賛辞の言葉を並べた。
 山本が19球のうちボール球はわずか3球と抜群の制球力を見せたことに「これ以上は望めないほどの投球だった。すべての持ち球を使い、ストライクゾーンに投げ込んでいた。多くの空振りを奪ったし、効率的な投球だった。翔平が昨日、デビューして、今日は由伸がデビューした。とてもエキサイティングな時間だ」と振り返った。

 山本はメジャー歴代投手ではトップとなる12年総額3億2500万ドル(約461・4億円=契約時レート)の大型契約で加入。首脳陣の期待も高まるが「契約を結んだあと、デビューまで時間があった。ファンファーレと期待感があった。彼だって私たちと同様、人間なんだ。そんな中でも折り合いをつけ、仕事を果たしたことには感心させられる」と評した。

 今後の起用法については「彼がこれまでやってきた1週間に一度と同じではない。(ただ)彼はより多くの休みを得る。完全な6人ローテーションではなく、時に誰かが外れる。他の投手にも休みはあるだろう。パクストンの休みが増えることもある。由伸にも休みは必要だ」とメジャーに適応させるために休養を与えながらローテーションを回す考えを示した。

 また、試合を欠場した大谷が敵地にもかかわらずベンチ入りしたことにも言及。「素晴らしいチームメイトだ。やる必要はなかったことだが、チームメートをサポートしようとした。由伸には同国人の選手、チームメート、そしてドジャースファンからの多くのサポートがあった。特別なことだ。翔平は誰かをからかうことがあるし、楽しんでいる。(大谷と山本は)本当にいい関係を築き上げている。お互いのことを知っていたけど、今ではチームメートだ。WBCでだけではなく、ここでもチームメート。多くの時間を過ごし、お互いに向上していくだろう」と期待した。

 また、山本がアウトカウントを間違えたことには「そうだと思う。だから翔平は“メジャーリーグでは4アウトだから”といったジョークを飛ばしたんじゃないかと思うけど、わからない。3アウトでいいんだ(笑い)」と笑わせていた。

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