阪神・右京 開幕左翼へ「オープン戦で左腕打つ」 岡田監督発言に即反応 3月2日から勝負の7試合

2024年02月29日 05:15

野球

阪神・右京 開幕左翼へ「オープン戦で左腕打つ」 岡田監督発言に即反応 3月2日から勝負の7試合
阪神・前川 Photo By スポニチ
 サウスポー攻略の先にあるのが「開幕左翼」の座だ。沖縄キャンプを打ち上げた前日27日に阪神・岡田監督は前川の積極起用を明言。「左(投手)に(も3月のオープン戦で)当ててもええやろ」。その“予告”に勢いある若虎が即座に呼応した。
 「去年は(左腕との)対戦が少なかった分、オープン戦で左投手から結果を残せば試合でもっと使ってもらえる」

 1軍で33試合に出場した昨季は、高卒2年目ながら打率・255(94打数24安打)と一定の存在感を示した。右投手には98打席に立った一方で、左投手との対戦はわずか9打席。対戦打率は対右腕が・253、対左腕が・286だった。「逆に(左腕を)打てることを証明するチャンス」と対戦を熱望。対左腕の適性が見極められる場をチャンスとして捉えていた。

 今春キャンプでは野手MVPにも選出された。指揮官も「当然1軍の戦力として見ている」と期待を寄せる逸材。今後はオープン戦が再開する3月2日からの日本ハム2連戦。その後は同5日から10日まで甲子園で5試合が開催予定だ。その“7番勝負”が最大のアピール期間だろう。

 現時点で左翼争いはノイジーと一騎打ちの様相が漂う。「一打席、一打席を意味のあるものにしていく」。本命は助っ人でも左投手攻略の先に、定位置獲りが見えてくる。(石崎 祥平)

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