ドジャース大谷 欠場も敵地での由伸デビュー戦に駆けつけた理由「どうしても近くでサポートしたかった」

2024年02月29日 10:10

野球

ドジャース大谷 欠場も敵地での由伸デビュー戦に駆けつけた理由「どうしても近くでサポートしたかった」
大谷の囲み取材に参加するキルステン・ワトソンさん(右)(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 ドジャースの大谷翔平投手(29)が28日(日本時間29日)、オープン戦初出場初アーチから一夜明け、アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設での練習後に、同州サプライズで行われたレンジャーズ戦でデビューした山本由伸投手(25)の応援に駆けつけた。
 約40分間の練習を終えると車で30分ほどの距離のレンジャーズのキャンプ地サプライズに直行。レ軍戦でオープン戦初登板する山本のブルペン投球を視察し、ハイタッチで送り出した。この日はスタメンから外れ、ベンチから山本の投球を見守った。2回の3アウト目を取った際にアウトカウントを間違えてマウンドに戻ろうとした山本に対し、手を大きく振り上げて「戻ってこい」というジェスチャーが話題を集めている。

 この試合を中継したスポーツ専門局「スポーツネットLA」は、大谷が山本の応援に駆けつけた理由を紹介。リポーターのキルステン・ワトソンさんが球場に到着した大谷に質問すると、大谷は「今日は彼の大切なデビュー戦だったので、どうしても近くでサポートしたかった」と答え、そのために練習も早めに切り上げて駆けつけたという。

 試合後、大谷から何か声をかけられたかと問われた山本は「まずまずだなと(笑い)」というやり取りを明かし、「まさか来るとは思わなかったのでうれしく思いました」と感謝した。米国で最も権威のある専門誌「スポーツ・イラストレーテッド」も大谷が試合を欠場したにもかかわらず、ベンチ入りしたことに着目。「大谷翔平は山本由伸を応援するために全力を尽くし、MLBファンはそれを愛した」と題した記事を投稿した。

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