メジャーの先発ローテが固まるなか、ドジャースはグローブら若手先発をリリーフ起用で適性テスト

2024年02月29日 10:08

野球

メジャーの先発ローテが固まるなか、ドジャースはグローブら若手先発をリリーフ起用で適性テスト
試合後に囲み取材に応じるデーブ・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 「トゥルーブルーLA」のエリック・ステファン記者が、ドジャースの27日(日本時間28日)のホワイトソックス戦でのリリーフ投手の起用方法に着目している。
 3回、マイケル・ピーターソン投手が投げていたのだが、2アウトを取ったところで交代。公式戦ならリリーフ投手は最低でも3人の打者に投げなければならないルールに抵触するが、そこはオープン戦序盤だからおとがめなし。

 ロバーツ監督の狙いは、次に出てきたマイケル・グローブ投手(27)の適性を見たかったから。グローブは先発投手として期待される若手の一人だが、これまでメジャーの試合で18試合に先発して防御率5・71と結果を残せていない。一方で昨季終盤リリーフで使った時は、ポストシーズンも含めて8・1回で1失点、31人の打者から12個の三振を奪った。直球、スライダー、カーブの組み合わせでリリーフの方が向くのかもしれない。

 昨季はリリーフ登板でイニングの途中から投げた経験が2度しかなかったため、この日テストしてみた。ちなみにドジャースはギャビン・ストーン、エメ・シーハンなど他の先発候補の若手達も昨季マイナーでリリーフのテストをしていた。

 さてグローブはホワイトソックス戦の3回、交代して二ゴロで3つ目のアウトを簡単に取った。しかしながら4回は中前打、ライトへの二塁打、一死後、左越えに3点本塁打を被弾した。回をまたぎ4つのアウトは取ったが3安打3失点で、結果は良くなかった。とはいえこうして個々の適性を見ながら、ドジャースはベストの投手陣を構成しようとしている。

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