西武・中村剛が通算472号 474本で歴代11位の田淵幸一氏は「中村は完璧なホームランバッター」

2024年04月10日 22:47

野球

西武・中村剛が通算472号 474本で歴代11位の田淵幸一氏は「中村は完璧なホームランバッター」
<西・ロ>9回、同点ソロを放つ中村(撮影・久冨木 修)  Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武2―3ロッテ ( 2024年4月10日    ベルーナドーム )】 西武・中村剛が1点を追う9回1死で左翼へ同点1号ソロ。27打席目での今季初アーチは、伊東勤を上回る21年連続本塁打の球団新記録となった。
 自身通算472号。ロッテ・横山からは初アーチで「266人斬り」ともなった。プロ野球歴代11位の田淵幸一氏(スポニチ本紙評論家)には2本差。悲願の500号へ残り28本とした。

 現役時代、その美しい弾道から「ホームラン・アーチスト」と称された田淵氏は「中村は完璧なホームランバッターだと思う」と話した。

 身長1メートル75。プロ野球の世界では決して大柄ではないが「あの背丈であれだけボールを飛ばすのだから」と田淵氏。その秘訣は力感のないフォームにあるという。

 「力を入れずに構えて、バットも軽く握っているだけ。構えの位置も自然体。そこからインパクトの瞬間だけ力を入れるんだ」。田淵氏も現役時代は腕力がなく、同じようにインパクトの瞬間に力を集中する打法で本塁打を量産。「中村は(自分と)よく似ている」とした。

 その自身の本塁打数まで残り2本。その先には歴代でも8人しかいない500本の大台が待つ。田淵氏は「西武生え抜きで500本塁打はいない。ぜひ達成してほしい」とエールを送った。

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