カブス・誠也「皆が頑張って盛り上げられれば」試合前にダル、松井らと“NPB同窓会”米国で共闘誓う

2024年04月10日 15:30

野球

カブス・誠也「皆が頑張って盛り上げられれば」試合前にダル、松井らと“NPB同窓会”米国で共闘誓う
試合前に話し込む(左から)ダルビッシュ、松井、鈴木、スアレス Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   カブス5-1パドレス ( 2024年4月9日    サンディエゴ )】 カブスの鈴木誠也外野手(29)が9日(日本時間10日)、敵地でのパドレス戦に「2番・右翼」で先発出場し、今季2度目の3安打をマーク。チームも勝利した。
 鈴木は初回1死の第1打席で中前打を放つと、3回1死の第2打席でも左前打をマーク。1-0の5回は無死一塁から左前打を放って一、二塁に好機を拡大。次打者・ベリンジャーが死球を受け、満塁にすると4番・モレルが左中間へ満塁本塁打を放ちリードを広げた。

 6回の第4打席は遊ゴロ、9回の第5打席は見逃し三振だった。鈴木の3安打は3日のロッキーズ戦以来、5試合ぶりで打率は・326となった。

 チームは前日8日の同戦で8-0から悪夢の逆転負けを喫したが、この日は投手陣が奮闘。パドレス打線を1に抑え、白星をつかんだ。

 この日の試合前にはパドレス・ダルビッシュや松井と談笑するシーンも。「(松井は)侍ジャパンとかでも一緒にはなったことがあるので。(学年が)一つ下でもありますし、高校の時も何回も対戦していますし、高校同士が仲良かったんで試合もやっていたので」と二松学舎大付時代から桐光学園の松井と親交があったという。

 その上で「日本の時はあんまり敵チームのピッチャーとご飯は行かなかった。情とかも入りたくないですし。難しいですけど、アメリカの舞台でまたちょっと違った感じではあるんで。日本の時とはまた違った感じではあるので、なんとも言えないですけど、でも、皆が頑張って盛り上げられればもっと日本の選手たちも来たいという思いが強くなると思いますし、それが個人個人のレベルアップにつながると思うんで皆で頑張っていければと思いますね」と異国の地で奮闘する日本人同士、共闘し野球界全体を盛り上げたいと誓った。

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