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早大野球部 現役軍VSOB軍は現役組が快勝

2024年08月11日 16:39

野球

早大野球部 現役軍VSOB軍は現役組が快勝
引退したトヨタ自動車佐竹(左)、早大小宮山監督 Photo By スポニチ
 早大の現役部員とOB現役社会人で編成する「稲門倶楽部」が対決する「全早稲田戦」(主催=早大野球部、共催=南魚沼市教育委員会、後援=稲門倶楽部、ベースボール・マガジン社)が10日、新潟・南魚沼市の大原運動公園ベーマガSTADIUMで開催された。
 社会人チームは茨城トヨペット、JFE東日本、Honda、鷺宮製作所、JR東日本、明治安田、トヨタ自動車、日本生命からコーチ、マネジャー、選手の総勢18人が参加。なお「全早稲田戦」は初開催の昨年に続いて、2度目の試みとなった。

 早大は4日から南魚沼市内でキャンプを張っており、ベストメンバーで臨んだ。稲門倶楽部は今夏の都市対抗限りで現役引退した40歳右腕・佐竹功年が、後輩の前で現役最後の登板。先発し1イニング2失点だった。

 結果は現役が9―3で快勝。昨年は稲門倶楽部が21―2で圧倒しており1年後は現役生が社会人相手に雪辱する形となった。当日は地元・南魚沼市のファン、学童野球チームら大観衆が詰めかけた。

 小宮山悟監督は「大学生にとっては社会人野球という厳しい環境下でプレーしている先輩の取り組みなどを吸収する場であり、昨年に続いて貴重な経験となりました。対戦成績は1勝1敗ですから、来年は決戦ですね」と話した。また佐竹については「(僕が)アメリカから戻ってきた1年、佐竹の大学時代を見るタイミングがあり、投げている様が良かった。ロッテに戻ってからはボビー(バレンタイン監督)に“(ドラフトで)獲得してほしい”と真剣に進言したほどでした」と裏話を明かした。

 佐竹(トヨタ自動車)は「練習を全くしていませんでしたが、これまでの積み重ねで投げられたのかな、と……。ストライクが入ったので良かった」と笑っていた。

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