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広島・坂倉が“天敵”攻略口火 9打数連続安打で山本浩司の球団記録に並ぶ「(記録は)全然知らなかった」

2024年08月11日 05:45

野球

広島・坂倉が“天敵”攻略口火 9打数連続安打で山本浩司の球団記録に並ぶ「(記録は)全然知らなかった」
<神・広>2回、右前打を放った坂倉(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島5―1阪神 ( 2024年8月10日    京セラD )】 首位を走る広島が、通算11試合目で昨季から8勝を献上している阪神・大竹に初めて黒星を付けた。
 天敵攻略に最も勢いある男が絡んだ。2回無死一塁から坂倉が右前打し好機拡大。この一打で7日巨人戦の第4打席から2四球をはさんで9打数連続安打とし72年の山本浩司の球団記録に並んだ。

 「(記録は)全然知らなかった。堂林さんが打ったので勢いづいた」

 謙遜したが、貴重な先制点につながったのは事実。その後、1死二、三塁から3試合ぶりに先発した堂林が初球を中堅フェンス直撃の2点二塁打。7月7日以来、出場13試合ぶりの打点は大竹から初めて1イニング2得点を記録する一撃だった。

 「(チームとして)昨年、今年とやられっぱなしだったので、何とかやっつけようと」

 午前中には全国高校野球選手権大会で母校の中京大中京が宮崎商に逆転勝ちし初戦突破。「しっかりと力をもらったので(後輩に)続けてよかった」。自身も09年夏に全国制覇を経験しており、先輩の威厳を示した。

 7回は1死から菊池がスローボールを中前打したのを起点に会沢、矢野が適時打。大竹から最多4点を奪い降板に追い込んだ。

 2連勝で貯金を今季最多13とした新井監督は「いいアプローチができた。次につなげていきたい」と手応え。“負け分”は、ここから取り戻す。

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