日本ハム「ビッグシャウ打線」 7回逆転、8回郡司・清宮連弾「シャウエッセンの日」おいしく4連勝

2024年08月11日 06:00

野球

日本ハム「ビッグシャウ打線」 7回逆転、8回郡司・清宮連弾「シャウエッセンの日」おいしく4連勝
<日・西>勝利のハイタッチを交わす新庄監督(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   日本ハム5―1西武 ( 2024年8月10日    エスコンF )】 8月10日は「シャウエッセンの日」。日本ハムの同商品を食べた時の「パ(8)リッ!と(10)」という音の語呂合わせで制定された。たとえ折れても最後はおいしい「ビッグシャウ打線」が逆転勝利を決め4連勝。命名した新庄監督もご満悦だ。
 「皆さんにユニホームを配って、少しでも喜んでもらえた。ビッグシャウ打線、パリッといきましたね」

 夏休み期間の週末で、今季最多3万2515人に特別ユニホームも配布された試合。今井の前に6回まで1安打無得点とファンの心は一度、折れた。それでも1点を追う7回1死満塁。マルティネスが押し出し四球を選んで同点とし、続く野村の死球、松本剛の四球と押し出し3連発で3点を奪って逆転した。

 そして、かつて90年代後半の重量打線の愛称「ビッグバン打線」とシャウエッセンを掛け合わせた打線の最後のおいしいところを持っていったのは4番・清宮だった。8回に郡司の11号ソロに続く2者連続の右越え7号ソロ。これで8月は8戦4発で打率・344、10打点だ。きょう11日には母校の早実が夏の甲子園で鳴門渦潮との初戦に臨むだけに「一本打てて良かった。“応援弾”みたいな」と笑顔。ただ期待の裏返しで決して清宮を褒めない新庄監督は「(一発を)見ていなかった。4番はあみだくじで決めた。当たりましたね」と冗談めかした。

 3位のチームは9連戦の初戦で快勝し今季最多タイの貯金9としたが、ロッテ、楽天とのCS争いは続く。「緩むと緩んじゃうので引き締めたい」と清宮。パリッと襟を正し、まだまだ打ち続ける。 (田中 健人)

 ▽ビッグシャウ打線 5月22日にエスコンフィールドで行われたオリックス戦で4―4で迎えた延長10回無死三塁から田宮が中前にサヨナラ打。8回に4―0から追いつかれる展開もあり、試合後に新庄監督は本社の主力商品・シャウエッセンを引き合いに出して「ビッグシャウ打線。途中でパキッと折れるけど、最後はおいしく終わる」と新たな打線名を口にした。

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