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【甲子園】“プロ注目”広陵の148キロ右腕・高尾 救援し7安打5失点、卒業後は「社会人かプロで」

2024年08月16日 12:07

野球

【甲子園】“プロ注目”広陵の148キロ右腕・高尾 救援し7安打5失点、卒業後は「社会人かプロで」
<広陵・東海大相模>5回、交代直後に適時打を浴び、打球を見上げる広陵・高尾(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権大会第10日・3回戦   広陵 1―8 東海大相模 ( 2024年8月16日    甲子園 )】 広陵(広島)は1―8で東海大相模(神奈川)に敗れ、7年ぶりの8強入りはならなかった。今秋ドラフト候補に挙がる最速148キロ右腕の高尾響(3年)は2番手で登板し、1回2/3を投げ7安打5失点と打ち込まれた。
 1点ビハインドの5回1死三塁の場面でマウンドに上がった高尾は、3連続長短打を浴びて3点を失った。さらに6回にも4連続長短打されて3失点して、この回で降板した。

 試合後は「途中からで、自分が抑えてやるって気持ちで入ったんですけど、それが試合の中で実行できなかった。終わったんですけど、自分の中では悔いなく終われたかなと思います」と唇をかみしめ、「中井監督からは大事なところでいくぞと言われていて、その気持ちの準備は自分の中でできていたんですけれども、パフォーマンスのところでしっかり発揮することができなかった。そこは自分の中ではその悔しい気持ちはあります」と話した。

 今後の進路については「まだ明確に決まってないんですけど、社会人かプロで」と明かし、目標にしている投手を聞かれると「(広陵OBで広島の)野村さんは自分に似た感じのピッチャーなんで、技で交わして、打者を打ち取っていくっていう、お手本のような投球をされてるんで、自分もそういう投手になりたいなと思っています」と話していた。

 ◇高尾 響(たかお・ひびき)2006年(平18)5月22日生まれ、福岡県粕屋町出身の18歳。粕屋東中では飯塚ボーイズに所属して投手兼二塁手。広陵では1年春の中国大会から背番号1を背負い、2年春から4季連続で甲子園出場。50メートル走6秒3、遠投120メートル。1メートル73、74キロ。右投げ右打ち。

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