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「最終的に7試合で4勝すること」ド軍指揮官「長いシリーズでは…」滅多打ちフラーティ引っ張った経緯説明

2024年10月19日 09:49

野球

「最終的に7試合で4勝すること」ド軍指揮官「長いシリーズでは…」滅多打ちフラーティ引っ張った経緯説明
初回、メッツ・アロンソに3ランを被弾したドジャース先発・フラーティ(ロイター)
 【ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦   ドジャース6ー12メッツ ( 2024年10月18日    ニューヨーク )】 ドジャースは18日(日本時間19日)、敵地でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦で投手陣が打ち込まれ、敗戦。対戦成績が3勝2敗となった。
 先発・フラーティが初回にアロンソに先制3ランを浴びると、3回には打者9人の猛攻を受け一挙5失点。3回8失点で降板した。後を継いだハニーウェルもメッツに傾いた流れを止められず4回2/3を投げ4失点。14安打を打たれ12失点を喫した。

 打線はパヘスが2打席連続アーチを放つなど6点を奪って意地を見せたが大量失点が響いた。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は「明らかにジャック(フラーティ)は調子が良くなかった。少し体調が悪かった。それが球速に影響したかどうかは分からない。ジャックとは話せていない」とフラーティが本調子ではなかったと明かした。

 その上で3回に猛攻を受けながらも引っ張った経緯について「3回に(先頭から2者連続で)四球を出し、その後マルテに二塁打を許した。その時点で1-5となり、このシリーズが残っているという事実を理解し、レバレッジ選手(逆転を信じてつぎ込む救援投手)を起用するつもりはなかった」と点差を考え救援投手を温存したかったと説明した。

 そして「誰の立場から見ても、私の立場から見ても、この経験は必ずしも楽しいことではない。しかし、投手の使い方についてはある程度、揺るぎない姿勢を保たなければならない。なぜなら、最終的には7試合のシリーズで4勝することが目的だから。長いシリーズでは必ずこういうことが起こる」と苦渋の決断だったとした。

 また、第6戦は「ブルペンデー」とし、細かく救援陣でつないでいく戦い方をするとも明かし「(2番手の)ハニーウェルは第6戦がブルペンゲームとなることを知っていたので、素晴らしい仕事をして救援陣全員を救った」と他の救援陣を使わずに済んだとしてロングリリーフで踏ん張ったハニーウェルをねぎらった。

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