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巨人・杉内コーチ「ハルト、コトイチくらい良かった」称賛の井上を6回で交代の決断「監督もちょっと…」

2024年10月19日 23:11

野球

巨人・杉内コーチ「ハルト、コトイチくらい良かった」称賛の井上を6回で交代の決断「監督もちょっと…」
<巨・D>井上(左)とハイタッチする阿部監督(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セCSファイナルステージ第4戦   巨人4―1DeNA ( 2024年10月19日    東京D )】 日本シリーズ進出を懸けた「2024 JERAクライマックスシリーズ(CS) セ」は19日、東京ドームでファイナルステージ第4戦が行われ、4年ぶりセ・リーグ優勝を果たした巨人が3位のDeNAを下して開幕3連敗後に待望の初勝利。優勝チームにあらかじめ与えられるアドバンテージ1勝を含めて2勝3敗とした。
 投げては先発の井上が5回まで完全投球を見せるなど気迫あふれる投球で6回1失点。3番手のケラーもランナーを背負いながらの場面でオースティンと宮崎を連続空振り三振に斬り雄叫びを上げるなど5投手が力投。打線も35歳のベテラン坂本が2度のヘッドスライディングを見せるなどチーム一丸となり初勝利を挙げた。

 杉内俊哉投手チーフコーチ(43)は試合後「いやぁ、ハルト(井上)今日良かったねぇ。コトイチ(今年一番)くらい良かったですねぇ。ホームラン一本打たれましたけど、気合入ってましたね、今日」と笑顔でチームに流れを手繰り寄せた5年目左腕の投球を称えた。

 杉内コーチとな主なやりとりは以下の通り。

 ――好投の投手を代える決断。勇気いる。

 「そうですねえ、勇気がいりましたね。監督もちょっと迷ってる感じはありましたけど。同点になったし、回の先頭だったんで、次打順が回ってきてね…点取らないといけないってとこで。思い切って代えたってとこですね」

 ――井上は攻撃にシフトしての交代。

 「あれ、シーズンだったらいかしてます、間違いなく」

 ――監督も、動いていくと。

 「そう、動いていくと言ってたんで。勝たないと、点取らないと勝てないんでね。点を取にいったという形ですね」

 ――井上はひとステージ上がったか。

 「そうですね、ホームランはもちろん、失投ではないんですけど、2ボールにしたために真っすぐ一本を狙われたというとこなんでね。あそこでもう一個上がるとすれば、スライダーを出してもらえるような、精度がもっと良ければね。今日序盤、スライダーでなかなかカウントが取れなかったんで。あそこで、スライダーを出してもらえるようなピッチャーになると、あの一発は防げたかなという感じですね」

 ――第5戦先発の伊織。状態は。

 「もうね、状態良くなってきてるんで。ブルペンも凄くいいし、いけるとこまでいってもらって。ケラーも3連投してるし、大勢も明日投げちゃうと3連投になっちゃうんでね。できる限り、一人でも多く投げてもらってというとこですね」

 ――ケラーは明日は外す?

 「いえ、明日もいきます。本人に聞いたら、“ダイジョウブデス”って言ってたんで」

 ――明日も必要とあれば勝ちパターンも。

 「できればもちろん使いたくはないんですけど、ロースコアの場合は使わざるを得ないんで」

 ――勝ち切るまでそういう戦いに。

 「そうですね、無理を承知で、ピッチャー陣には頑張ってもらいます」

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